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ボルドーのプリムール売りはペテン、デキャンタ紙上で論議 【イギリス】 2007年6月2日


ボルドーワインのEn Primeur(プリムール売り)は、一般大衆の無知につけこんだワイン商人やシャトー、ジャーナリストたちによるペテンだ、とワインライターであるStephan Brookがイギリスのワイン誌『Decanter(デキャンタ)』で問題提起している。

その中でBrookは、そもそもEn Primeurのシステムは、巨額のお金を消費者の財布から裕福なボルドーのシャトーオーナーやワイン商人たちの懐に可能な限り早く移動させるために仕組まれたとし、まだワインとして商品にもなっていないものにさき銭を払わせ、出来上がったワインの品質如何に関わらず発送されるシステムに疑問符をつけている。

これはまさにギャンブルで、競馬の出走前の馬に大金を投じるのと同じで、結果がどうなるのかはわからない、と論じている。


この議論は、デキャンタ誌6月号の付録である“the Bordeaux 2007”の中に掲載される。デキャンタ誌は、多くの人が世界で最も優れたワイン誌と認めているが、その中で公然とEn Primeurを詐欺呼ばわりした記事を掲載していることが注目される。

さらにウエブ版Bordeaux en primeur 'a con'(ボルドープリムール売りはペテン)では、そのそばにいくつものボルドープリムールのオンライン広告が表示され、消費者のクリックを誘っていて記事とのギャップが興味深い。(ただしオンライン広告は、一定期間で広告主が変わるため、常にプリムール売りの広告がそのページに掲載されているわけではない。)


【関連ページ】
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