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| Home > 2020年のシャンパーニュは大幅な収穫制限―売り上げ不振に対応 【フランス】 2020年8月19日 2020年のシャンパーニュの収穫は8月18日に開始されたが、その収穫量は例年と比べ大幅な削減が生産者の間で合意されての収穫となった。 2020年初頭からの新型コロナウイルスの世界感染で、シャンパーニュを含むファインワインの売り上げが大幅に落ち込む中、シャンパーニュの需給関係を維持して市場を安定させるため、2020年のヴィンテージでは大幅な収穫削減が行われる。 生産者間の合意では、シャンパーニュの2020年ヴィンテージの収穫は、1ヘクタール当たり8,000キロと設定された。 これまでのシャンパーニュの平均的な収量は10,800 kg/ha程度で、8,000 kg/haの収量は30パーセント程度の減産となる。これによって2020年のシャンパーニュの総生産量は、2億3000万本程度と見込まれる。 2019年のヴィンテージでは収量は10,200kg/haに設定され、シャンパーニュの総生産量は3億本だった。生産者の間では、今回のコロナ禍によるシャンパーニュの減産は、1億本に迫るのではとの観測が出ていた。 シャンパーニュのぶどう生産者は、これまで1キロ当たり6ユーロを超える価格でぶどうをワイン生産者に売っていたが、2020年のヴィンテージでは大幅な減収となるのは避けられない。 著名なシャンパンハウスをはじめとした生産者サイドは、ぶどうの供給過剰(=ワインの供給過剰)によるシャンパーニュの価格低下を招くのは、シャンパーニュのプレステージ性・ポジショニングを損なうとして避けなければならない。 そのためシャンパーニュ生産者サイドは、6,000〜7,000kg/ha程度の収穫制限を要求したとされるが、最終的に8,000kg/haで合意されたようだ。 2020年のぶどうの取引価格が2019年と同レベルであったとしても、ぶどう生産者は1ヘクタール当たり14,410ユーロの減収となる。シャンパーニュのぶどう生産者の平均所有面積は3ヘクタールで、平均的な生産者は2020年は43,000ユーロを失うこととなる。
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