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デュブッフ、ワインのごまかしで調査受ける 【フランス】 2005年8月26日

ボジョレーのトップ生産者ジョルジュ=デュブッフ(Georges Duboeuf)が、225,000リットルのワインを違法にブレンドしラベルを貼ったとしてフランス当局の調査を受けている、とイギリスDecanter誌が速報した。

フランス詐欺取り締まり局の事前調査で、Rhone(ローヌ)にあるLancieの醸造施設で、AOCのルールに反したワインのブレンドがおこなわれていたことが発覚した。

調査によると、690ヘクトリットルのクリュボジョレーと12,000ヘクトリットルに及ぶジェネリックなボジョレーヴィラージュがブレンドされ、違法にラベル表示されていた。ボトルの本数にしておよそ300,000本が違法に製品化された。これはデュブッフの総生産量の5パーセントに当たる。

『どれもこれもすべてブレンドされていた。ボジョレーとボジョレーヴィラージュ、クリュボジョレーとボジョレーヴィラージュなどなどだ。』と本格的な調査が開始されるのに先立って検察官は述べ、この工場の責任者が指揮したと述べている。

『詐欺取り締まり局に摘発されたワインは1本も市場に出回っていない。われわれは事態を知ってすぐに工場を閉鎖した。』と72歳になる創業者でボジョレー最大のワイン商であるジョルジュ=デュブッフは述べている。さらにデュブッフは、『ブレンドに関わったのは彼ひとりですでに退社した。消費者には影響はない。』と述べた。


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