開閉できるアルミ缶を開発―飲み残しを保存できる

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開閉できるアルミ缶を開発―飲み残しを保存できる　【アメリカ】　2018年11月12日

開栓した缶の口を再度ふさいで、中の飲料を出ないように保存できるアルミ缶が開発された。開発したのはアメリカ・テキサス州の会社で、SipNShutと名付けられた。

SipNShutは100パーセントアルミ製で、プラスチックは使用せず、完全にリサイクルできる。缶は上部の飲み口がスライド式に開閉でき、スライドを閉じれば中の飲料はこぼれることなく保存できる。

開発者のBill Brandell氏は、缶が倒れてこぼれてしまったということはしょっちゅうあることで、ペットボトルのように、一度開けた缶をもう一度閉じたいという消費者の潜在的な要望は強くあるとして、現状の製造ラインで飲料を充てんできるように開発したという。

Brandell氏は、海岸や公園などで缶の中に砂やアリなどの侵入を防ぐこともでき、革新的な缶になることを期待していると語る。

SipNShutは2018年12月、サンタモニカで開かれる展示会で披露され、2019年秋にはアメリカの店頭にお目見えすることを期待すると語っている。

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