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2015年、北米のワイナリー総数は9,436、カリフォルニアは？　【北米】　2016年2月5日


2015年の北米全体のワイナリー数は9,436となり、前年より415増加した。その中でカリフォルニアのワイナリー数は4,054（増加数141）で北米全体の43パーセントを占め、依然圧倒的にワイン産業をリードしている。

   ワイナリーが所在する州  ワイナリー数  シェア
 1  California  4,054   43%
 2  Washington 718  8%
 3  Oregon 689  7%
 4  New York 367  4%
 5  British Columbia (Canada) 298  3%
 6  Virginia 262  3%
 7  Ontario (Canada) 233  3%
 8  Texas 228  2%
 9  Pennsylvania 220  2%
 10  Ohio 181  2%
Source : Wines Vines Analytics   
2位と3位はそれぞれアメリカ北西部のワシントン州とオレゴンという隣接した州で、オレゴンでは前年よりワイナリーは57増加し689となり、14増加したワシントン州に迫っている。

現在アメリカ合衆国50州すべてにワイナリーがあり、今ではそのうち半数の州に50以上のワイナリーがある。中でも成長が著しいのはオハイオ、ミネソタ、フロリダなどだ。

ワイナリーの規模で見ると、北米の6,850のワイナリーは年間生産量5,000ケース以下の小規模ワイナリーだ。また年間50万ケース以上を産出するワイナリーは64となっている。






【関連ページ】

『北米のワイナリー数、8000を超える　【北米】　2013年2月6日』
『ニューヨーク州、全米3位のワイン産出量にーアメリカのワイン産業の概観　【アメリカ】　2014年5月25日』
『ワシントン州、全米第2位のワイン産地はさらに伸びる　【アメリカ】　2011年2月13日』
『オレゴンワイン、5年で倍増　【アメリカ】　2011年7月18日』
『アメリカのワイン市場、22年連続成長　【アメリカ】　2015年12月22日』
『リースリングの生産量、アメリカが世界2位に　【アメリカ】　2014年8月6日』

『2013年、アメリカワインを最も輸入した国はどこ？−そのトップ10　【アメリカ】　2014年5月7日』
『アメリカのワイナリーが嫌うワイン卸会社の姿勢・そのトップ10−調査で　【アメリカ】　2014年12月18日』
『カリフォルニアの何百ものワイナリーが売却希望　【アメリカ】　2014年6月12日』
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