2015年の世界のワイン生産量は2パーセント増

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2015年の世界のワイン生産量は2パーセント増－OIV　　2015年11月1日

International Organisation of Vine and Wine (OIV)は、2015年の世界のワイン生産量を速報値として発表した。

それによると、2015年の世界のワイン生産量は275.7百万ヘクトリットルで、前年比2パーセントの増加したと見積もっている。生産量のトップには48.9百万ヘクトリットルを産出し、前年比で10パーセント伸びたイタリア。

2位はフランス（47.4百万ヘクトリットル：1パーセント増）、3位はスペイン（36.7百万ヘクトリットル：4パーセント減）。アメリカはほぼ横ばいの22.1百万ヘクトリットル、ドイツは4パーセント減の8.8百万ヘクトリットルとなっている。

南半球では、チリが22.6パーセントと大幅に伸び12.9百万ヘクトリットル、反面アルゼンチンは12.1パーセントの大幅減で13.4百万ヘクトリットルの産出となった。

オーストラリアとニュージーランドは安定した産出で、それぞれ12百万ヘクトリットルと2.4百万ヘクトリットルのワイン生産となっている。

世界のワイン生産量の推移（1999年～2015年）　Source : OIV

OIV：2015 World wine production estimated at 275.7 mhl

【関連ページ】

『2014年：世界最大のワイン消費国はアメリカ、ひとり当たりはイタリアーVinexpo　　2015年1月27日』
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