トゥレーヌにふたつのAOCが誕生

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トゥレーヌにふたつのAOCが誕生　【フランス】　2012年4月16日

フランス・ロワール地方のワイン産地Touraine（トゥレーヌ）に、新たにTouraine OislyとTouraine Chenonceauxという二つのAOCが誕生する。

両AOCとも、20年以上にわたる地元のワイン生産者の働き掛けで実現した。Oislyは、ロワール河流域で最も早い時期にソーヴィニオンブランが植えられた場所だとされる。Touraine Oislyは、ソーヴィニオンブラン（Sauvignon Blanc）100パーセント。

Touraine Chenonceauxは、Cher川に沿った地域で、ソーヴィニオンブラン（Sauvignon Blanc）100パーセントの白ワインと赤ワインはカベルネフラン（Cabernet Franc）とマルベック（Malbec：現地ではCôt（コ）と呼ばれる）から造られる。

トゥレーヌAOCに新たに二つのAOCを付け加えたことで、トゥレーヌのワインをもっとアピールでき、トゥレーヌのワインの評判を高めることができるとしている。ふたつの新しいAOCのワインは、トゥレーヌAOCのワインより少し高めの価格設定をすることになるとしている。

両AOCの白ワインは2012年5月1日から、Touraine Chenonceauxの赤は2012年9月1日から出荷可能となる。

【関連ページ】

『試してみたいぶどう品種のワイン、あれこれ　【その2】　白ワイン編』のソービニオンブランの項

『Quarts de Chaume（カール　ド　ショーム）、ロワールで初のグランクリュに　【フランス】　2011年10月17日』
『イギリス、ソーヴィニオンブランが白ワインの人気トップに　【イギリス】　2012年2月20日』
『消費者はワイン産地の名前をどれくらい知っているか　【イギリス・アメリカ】　2009年6月19日』

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