世界のワイン界、温暖化ガスの排出計算の標準化に同意

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世界のワイン界、温暖化ガスの排出計算の標準化に同意　　2011年11月8日

世界のワイン界は、二酸化炭素をはじめとする地球温暖化を引き起こす物質の排出量を計算するシステムを、ワイン界として標準化することに同意した。

合意は、OIV（英語表記：International Organisation of Vine and Wine）が主導して行われた。（日本はOIVに未加盟）これによりワインの生産者・流通業者・物流業者・小売業者は、標準化されたシステムを使って、それぞれが自然環境に対しての負荷をどれくらいかけているのかを示すことができるとしている。

合意されたGreenhouse Gas Accounting Protocolには、ふたつの主要な要素で構成される。

企業プロトコル―企業が温暖化ガスの排出を計算するプロトコル
製品プロトコル―関係する企業が温暖化ガスの排出のベンチマークとするガイドライン

世界で温暖化ガスのインパクトが高まるなか、正確な排出量を計算し、世界環境のことを考えているということを実践するのは、ワインセクターにとって極めて重要だとしている。ビジネスセクターと政府間が共同して、共通のアプローチをすることは重要で、ワインセクターはその先陣を切って、通商セクターとして世界レンジでの取り組みを始めるとしている。

【関連ページ】

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