ボワセ、アメリカ向けのボジョレーヌーボーをすべてペットボトルで出荷

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ボワセ、アメリカ向けのボジョレーヌーボーをすべてペットボトルで出荷　【フランス・アメリカ】　2008年8月20日

ヨーロッパと北米でワイン事業を展開するフランスのワイン会社Boisset（ボワセ）は、2008年のアメリカ向けに出荷するボジョレーヌーボーのすべてをペットボトルで出荷すると発表した。

ボワセでは、ワインをペットボトルで出荷することにより輸送重量を40パーセント以上削減し、容器をガラス瓶からペットボトルに変えることでボトルの製造時に60パーセント程度温室効果ガスを削減できるとしている。

世界中で温暖化抑制対策が叫ばれるなか、それに対する消費者の意識の変化をとらえ、企業イメージの上昇を同時に獲得しようとする戦略が見てとれる。ワイン界でもこうした取り組みはあちこちで進んでいる。

Boisset傘下のワイナリーは、Bouchard Aîné & Fils, J. Moreau & Fils, Mommessin, Jean-Claude Boisset, Ropiteau Frères, Louis Bernard, French rabbitなど多数。

2008年のボワセ社傘下のワイナリーのボジョレーヌーボーが、日本にペットボトルで輸入されることはない。来年以降は日本のインポーター各社と話し合いがもたれるかもしれない。

【関連ページ】

『ボジョレーヌーボーと日本のワイン市場』

『ワイン界の環境対策―容器をボトルから箱に』
『使用済みコルク栓のリサイクリング推進プログラム』
『ワイン生産者は地球温暖化に肯定的？』

『地球温暖化がワインにどう影響を与えるのか』

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