メルロが復調【アメリカ】

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メルロが復調　【アメリカ】　2008年2月21日

2004年に封切られたアメリカ映画『サイドウェイ（Sideways）』は、アメリカに一大ピノノワールブームをもたらしたが、その影でメルロの人気が落ち込んでいた。

それは映画の中でピノノワールはトレンディなワインとして取り上げられたのに対し、メルロはよく描かれなかったからだが、このところ停滞気味だったメルロが復調しているようだ。

理由はいくつか挙げられるが、ピノノワールは品薄感も手伝って価格が高止まっていること。低価格のピノノワールも現われたが、品質が悪く敬遠された。いわゆる『サイドウェイ効果』が一段落してきたことなどが挙げられる。

シャルドネ、カベルネソーヴィニオン、メルロの3品種でアメリカ市場の45パーセントを占め、メルロが主要なぶどう品種であることに変わりはない。

【関連ページ】

『ワイントレンドと日本市場』
『リースリングが上昇中、日本は？　【アメリカ】』

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