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世界で最も成長ポテンシャルが高いワイン産地は黒海周辺地域―ミシェル・ロラン氏  2018年10月23日


ワイン醸造コンサルタントとして名高いMichel Rolland(ミシェル・ロラン)氏は、世界で最も潜在力があり、改善の余地が大きいワイン産地として黒海周辺の地域を挙げている。具体的には、ジョージア、トルコ、ブルガリア、ルーマニアなどの国々だ。

ロラン氏は、これらの国々は、ぶどう栽培ひいては良質なワインが造られるうえで、まだその潜在力の30パーセントほどしか発揮できておらず、世界で最もワインの品質の成長のポテンシャルを持っていると指摘した。

最近ではジョージアのワインは露出が増え、話題となることも多いが、その潜在性や品質改善に言及されることはないと指摘する。これらの国々でのぶどう栽培・ワイン造りは、ロラン氏の目からは“まだ始まったばかり”で、土着ぶどうと国際品種の両方を使って、フルポテンシャルを引き出すことができると認識することが重要だと指摘する。

ロラン氏は、そのためにやることは山ほどあり、また長い道のりだが、それを達成することは十分可能だと信じると語っている。また同様に潜在力の高い地域として、アルメリアを挙げている。

ロラン氏は今も精力的に活動を続けているが、自身が若くあって、もっと精力的にやっていきたいが、それには年をとったようだとも語っている。

ロラン氏は、ミシェル・ロランが手掛けるワインはどれも同じだという記事を読むが、それは全くばかげたことだと一蹴する。時には結果としてそうなるようなことがあるかもしれないが、ワインはそれが生まれた土地を反映するのだから、自分がこうしたいと思ったとしても、そんなふうにはならない。

現代ではぶどう栽培やワイン醸造に高度なテクノロジーが導入されているが、ロラン氏は自身の感性と本能的な導きを何よりも大切にしていると語る。

ロラン氏が指摘する黒海周辺地域のワインが、この先どんな変化を見せることになるのか、注視していきたい。



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