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バローロのBruno Giacosa(ブルーノ・ジャコーザ)氏、死去 【イタリア】 2018年1月23日


イタリア・ピエモンテのBarolo(バローロ)と Barbaresco(バルバレスコ)の著名なワイン生産者・Bruno Giacosa(ブルーノ・ジャコーザ)氏が、2018年1月21日、入院先のアルバ(Alba)の病院で死去した。88歳だった。

ジャコーザ氏は、幼少の時から父と祖父と一緒に働き、1960年にその後を引き継いだ。氏の大きな功績のひとつは、バローロとバルバレスコのワインをぶどう畑のそばで瓶詰を始めたことで、ジャコーザ氏が1960年代後半にそれを始めるまで、誰も行っていなかった。

氏が自分の畑を手に入れたのは1982年のことだが、その畑Falletto di Serralungaは、今ではLanghe(ランゲ)エリアで最良の区画だと言われている。氏はその後、バルバレスコやバローロのLa Morra(ラ・モッラ)などにも畑を購入したり、借り入れたりしている。

ジャコーザ氏は、彼の気に入らないワインは惜しげもなくバルクワインとして売り飛ばしてしまい、自身が気に入るまでボトリングはしないし、瓶詰めしても気に入った時期が来るまでリリースはしないという完璧主義者として知られ、それがために愛好家やコレクターから垂涎のワインとみなされるという現象もみられる。

ジャコーザ氏は同じバローロの生産者Vietti(ヴィエッティ)とともに、ピエモンテの白ワイン品種Arneis(アルネイス)を復活させ、絶滅から救った功績を挙げなくてはならない。現在アルネイスは、ピエモンテの白ワインで欠かすことのできないワインとなっている。



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