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フランス企業、ブルネロの雄Biondi-Santi（ビオンディ・サンティ）を傘下に　【イタリア・フランス】　2016年12月22日

フランスの企業グループEPIは2016年12月16日、イタリア・トスカーナのBrunello di Montalcino（ブルネロ・ディ・モンタルチーノ）を開いたさきがけのワイナリー、Biondi Santi（ビオンディ・サンティ）の過半数の株式を取得して、傘下に収めた。

EPIグループは、シャンパーニュのCharles Heidsieck とPiper-Heidsieckを2011年から所有するフランスの会社。

ビオンディ・サンティは、Franco Biondi Santi（フランコ・ビオンディ・サンティ）氏によって名声を築いたワイナリーで、現在のブルネロ・ディ・モンタルチーノの名声は、彼によって開かれたといってよい、ブルネロの中興の祖となるワイナリーだ。

ビオンディ・サンティは、財政面やワイナリーの今後の発展を考慮して買収を受け入れたようだ。なおビオンディ・サンティの当主Jacopo Biondi Santi氏は、引き続きワイナリーの責任者として任を果たす。

両者の合意が結ばれた2016年12月16日は、シャンパーニュと同じくトスカーナのキャンティ・クラシコ（Chianti Classico）のパートナーシップ協定が結ばれた日でもあり、シャンパーニュとトスカーナの関連・協力を象徴するとの見方もあるようだ。（関連ページ参照）

【関連ページ】

『キャンティ・クラシコとシャンパーニュ、ワインの包括的なパートナーシップに合意　【イタリア・フランス】　2016年12月22日』

『ブルネロのフランコ・ビオンディ・サンティ氏、死去　【イタリア】　2013年4月10日』

『ブルネロのスキャンダルの調査が公式には終了　【イタリア】　2009年7月28日』
『モンタルチーノはどうあるべき？　【イタリア】　2008年10月2日』
『モンタルチーノ（Montalcino）は100パーセント・サンジョヴェーゼ維持を継続　【イタリア】　2011年9月10日』

『有名産地のワインほど吟味すべし』

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