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EU, ‘1855年’の年号使用を制限 【EU・フランス】 2016年2月1日


EU委員会(European Commission)は、年号の‘1855’をEU内での“伝統的な用語”に登録した。これによって‘1855’は、商業的用途などで自由に使うことが制限されることになった。

‘1855’の年号使用の制限の要求は、5年ほど前からボルドー・メドックの格付けシャトーで組織されるConseil des Grands Crus Classés en 1855から出されていて、2015年8月からの法律上の公開アピールを経て決定された。

‘1855年’というのは、ナポレオン3世政権下に開かれたパリ万博の際、ボルドー左岸のシャトーを1級から5級に格付けをした時の年号で、61のシャトーが格付けされた。以来、現在に至るまでこの格付けは引き継がれ、ボルドーワイン(左岸)のトップワインを語るうえで、常に引き合いに出される。よく“1855年の格付け”などと言われ、ワインを語るうえで‘1855’の年号は、アイコン的な存在となっている。

EUの今回の決定で、‘1855’を企業などが商品名・企業名などで使用できなくなり、消費者を惑わすようなことから守ることができるとしている。過去には1855.comというワイン会社が詐欺行為を働き、多くの消費者が被害をこうむったりもしている。

‘1855’をワイン関連で使うと、なにかしらボルドーのグランクリュの格付けを連想させ、誘導する効果があるのは否めないかもしれない。

Conseils des Grands Crusの現会長Philippe Castéja(フィリップ=カステジャ)氏(Chateaux Batailley・Lynch-Moussas)は、‘1855’が伝統的な用語に登録されたことは、格付けの意義を示すことでもあるし、我々格付けシャトーのブランドを守ることでもあると語っている。

なおConseils des Grands Crusは、過去8年にわたって展開してきた“1855年の格付け”のユネスコの世界遺産への登録申請は、内部の不一致もあり、これ以上の活動は行わないこととなった。



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