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人工的に酵母をつくる研究始まる 【イギリス】 2013年7月12日


イギリスの科学者らは、ある真核生物(eukaryotic organism)と呼ばれる微生物の核の中のDNAの遺伝子情報をすべて解読した。酵母(yeast)は真核生物に分類されるが、これによって従来存在しなかった新しい酵母が、人工的に作り出せる可能性が出てきた。

研究を主導しているイギリスCentre for Synthetic Biology and Innovation at Imperial College LondonのPaul Freemont教授は、人工的につくられた酵母は、より少ないエネルギーで高いアルコール度を発生させることができ、安くてアルコール度数のより高いビールをつくるのに貢献できると話している。

教授は研究の目的のひとつは、酵母を新しい化学的な経路で作り出すことと、現在は不可能な酵母を直接操作するということだとしながら、人工的に酵母が作り出せることによって、これまでなかった酵母由来の複雑な製品が作り出され、生活を豊かにすることになるだろうと語っている。

アルコールを発生させる酵母にはアルコール耐性があるが、それでもある程度の高さのアルコール度で死滅してしまう。人工酵母は、アルコールの発酵力を高め、いろいろな産業でコストを減らすのに役立つだろうとしている。

イギリス政府はこの研究に100万ポンドを支出して、人工生物学をサポートすると発表した。



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