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カビの病気に耐性のあるぶどう品種を開発 【スイス】 2013年4月22日


スイスのAgroscope(農業、食品、環境分野の調査研究を行う政府機関)は、mildew(ミルデュー)や grey rot(グレイロット)、oidium(オイディウム)といったカビによるぶどうの病気に耐性を持つぶどう品種を開発し、Divico(ディヴィコ)と命名した。

この新品種は、スイスの赤ぶどう品種Gamaret(ガマレット)とドイツの白ブドウ品種Bronner(ブロナー)の交配によってつくられた。

Gamaretは、1970年にスイスでGamayとReichensteinerを掛け合わせて作られた品種。またBronnerは、1975年にドイツでMerzlingとGm 6494と呼ばれるぶどうの交配により作り出され、GamaretもBronnerもともにカビに対する耐性が強い品種として知られてきた。

新しく開発されたDivico(ディヴィコ)は、個性的なアロマを持ち、良い色調とタンニンを持つとされる。通常のぶどうは、病気予防に年に6回から10回程度の薬剤散布が必要なところ、Divicoはその病気耐性から、年に1回から3回程度で済むとされる。

Divicoは2015年から栽培可能となる。

尚Divicoという名前は、紀元前100年ごろ当地でローマ軍と戦って勝利した王の名前からとっている。



【関連ページ】

ファンリーフウイルスに耐性のあるぶどうの開発 【ドイツ】 2009年7月10日』
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