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女性にとってワインはデートで重要な役割 【世界5か国調査】 2011年6月6日


世界5か国の10,500人の女性を対象に行われた調査で、58パーセントの女性がワインはデートの時に不可欠と答えた。ワインはデートに重要ではないと答えたのは全体の20パーセントだった。

この調査は、2011年6月19日から開かれる世界最大のワインイベントVinexpoに先駆けて、Elle(フランス・香港)、Konsum Göttinnen(ドイツ)、Wine Spectator(アメリカ)、Decanter(イギリス)の各雑誌の共同で、オンラインで行われた。

調査では、フランスの女性の50パーセントは、何か気の利いたお酒がデートには重要と答えているがそれに対し、イギリスでは10パーセント、香港では5パーセントの女性しか重要と答えていない。

多くの女性は、友達と一緒にいるときに一番楽しめるのはワインだとしていて、それゆえワインのセレクトはより重要だと考えている。また彼女たちのほとんどは、自分たちは男性より良いワインを選ぶことができると思っている。

調査では、女性の44パーセントは少なくとも週1回はワインを飲むと答えている。また、年齢が上がるほどその割合は多くなっており、46歳から60歳では56パーセント、60歳以上では66パーセントの女性が、少なくとも週1回はワインを飲むと答えた。

女性が最も好むのは引き続き赤ワインだが、最近はロゼが急速に好まれるようになっている。ロゼの消費は2009年と比べると160パーセントの伸びになっており、女性の16パーセントは、ロゼを最も好むと答えている。ちなみに2009年時点では、66パーセントの女性が赤ワインを最も好むとしていたが、2011年では51パーセントとなっている。

調査対象の5か国の女性が、皆同じような選好を示すということではないため、これをもって一般化することは注意が必要かもしれない。たとえば香港の女性の16パーセントは、ワインを飲んでいる姿を誰かに見られたいと思ってワインを飲むと答えているのに対し、フランスではそういう意識はほとんどない。

興味深いのは、全体の58パーセントの女性は、自分たちは男性と同じくらいワインのことを知っていると回答し、さらに11パーセントの女性は、男性よりよくワインを知っていることに自信を持っていると答えていることだ。

ワインの購入傾向に関しては、フランス人女性の70パーセントが、生産地が重要だと答えているのに対し、イギリス人女性の51パーセントは価格が重要と答えている。

またアメリカ人女性はワインを選ぶ際にぶどう品種を重要視し、香港の女性は生産地・生産国を重視すると答えている。

さて、日本の女性のワインの好み、選択基準はどうであろうか。



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