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インド、OIVに加盟、日本は? 【インド】 2010年4月8日

インドは2010年4月1日付けで、ワインの国際組織であるOIVに加盟した。

OIVは、L'Organisation Internationale de la Vigne et du Vin(英語表記ではInternational Organisation of Vine and Wine)というワイン醸造とぶどう栽培に関する技術的・科学的な領域を扱う、各国政府が加盟する国際的な組織。

OIVはパリに本部が置かれ、現在世界44カ国が加盟している。インドはアジアで最初の加盟国となる。(ただし、イスラエル、グルジア、レバノン、トルコをアジアと見ればその限りではない。)

日本はOIVに」加盟していない。日本と中国は、国内の一部や関係者らからの加盟の意向はあるものの、全体として意思統一がされておらず、加盟には至っていない。

現在ではぶどう栽培・ワイン醸造が世界各地に広がり、加えて栽培方法や醸造方法も革新的な変化を遂げている。こうしたワイン生産の世界環境の中で、醸造やぶどう栽培の情報を包括的に扱う組織は必要であろう。

特にインドや中国など、今後ワインの生産を拡大したい国々にとっては、ワイン関連の有用な情報を得るという意味で加盟の意味はあろう。日本もワイン用のぶどう栽培では、基本的な部分からその理解が乏しく、ワイン醸造においても著しい情報欠如に陥っている。

OIVに加盟するしないは任意だが、日本においては今のままでは、ワインの世界スタンダードからますます乖離していく懸念が大きい。

日本国内では、国産ワインを広めようとする取り組みが一部ではなされているが、ワインは国際商品であるため、世界市場を流通する商品が競合相手となる。それゆえ日本の消費者が、積極的に国産ワインを評価するかどうかが大きな問題だろう。そのときに消費者が問題にするのは品質と価格だ。

国産ワインが、品質でほかのワイン生産各国とそん色ない、あるいはそれ以上だと評価できるワインが独自の情報環境で造れれば、世界の動きなど考慮する必要はないのかもしれない。しかし現実の日本のぶどう栽培・ワイン醸造の現場・国産ワインの流通を見る限りでは、それを今の体制で達成することは困難であろう。

ちなみにアメリカは2001年にOIVを脱退している。OIVではなぜアメリカが脱退したのか、理由がよくわからないとしている。

(伊藤嘉浩)

(参考) OIV(英語)  OIV(仏語)



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