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フランス、ロゼの消費が白を上回る 【フランス】 2008年7月17日


フランス国内のワイン消費で、ロゼワインの消費が増え、白ワインの消費を上回っている。ロゼワインのフランス国内の消費量は全体の20パーセントを超えていると見られ、フランスで消費されるワインの5本に1本のワインはロゼということになる。

これまでロゼワインは、大量生産の安酒というイメージが強かったが、このところファッショナブルなピンクとして見られるようになってきているようだ。

ロゼワインは、難しいワインのラベルや能書きから開放され、ちょっとした集まりやバーベキューなど気楽に楽しめるというところが受けているようだ。また近年の暑い夏の影響で手ごろなサマードリンクとしても歓迎されているようだ。

フランス国内のワイン消費全体の減少は歯止めがかからず、特に赤ワインの減少が顕著だ。ロゼワインの増加を、赤ワインからのシフトだとする見方もある。

フランスでロゼワインの産地として知られているのは、プロヴァンス(Provence)やロワール(Loire)だが、不振を抱えるほかの生産地とは打って変わってこのところ恩恵を受けている。この現象を見てほかのワイン生産地域、たとえばボルドーでは、クラレット(clairet)と呼ばれる色調の濃いロゼワインの復活の検討を始めたり、ブルゴーニュの生産者らがプロヴァンスへ調査団を派遣するなどの動きが見られる。

ロゼワインの人気はこのところ世界的な傾向として見られ、ポルトガルのきりっとした軽いワインとして日常よく飲まれているVinho Verde(ヴィニョヴェルデ:緑のワインの意)も3年ほど前からロゼをつくり始め成功していたり、アメリカ市場では、Pink Port(ロゼのポート)が受けていたり、30ドルを超えるような価格のロゼが売れていたりという現象があちこちで見られる。

さて果たして日本ではどうだろうか。

(伊藤嘉浩)



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