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| Home > Stag's Leap（スタグスリープ）売却される 【アメリカ】 2007年8月1日 カリフォルニア、ナパ（Napa）の最も賞賛されるワイナリーのひとつStag's Leap Wine Cellarsが、イタリアのAntinori（アンティノリ）とワシントン州最大のワイナリーSte Michelle Wine Estates（サンミシェル）の共同会社に売却される。最終的な売却調印は現段階では完全には完了していないが、Stag's LeapのオーナーWarren Winiarski（ワレン＝ウイニアルスキ）は、基本的に3者とも合意し、サインしたと認めている。 Stag's Leapは、アメリカを代表するワイナリーのひとつで、1976年パリでおこなわれたJudgment of Parisでカリフォルニアワインの優秀性を世界に知らしめたワイナリーのひとつ。 売却されるのは、Stag's Leap Wine Cellarsのブランド、ワイン醸造設備とStag's LeapとFay estateのぶどう園。これらのぶどう園からStag's Leapの最も賞賛されるワインが生まれている。そして最後がフラッグシップであるCask 23 Cabernet Sauvignon。 79歳になるWiniarskiとその妻Barbaraにとっては引退する時期で、数年にわたり議論を重ねてきたが、身内に引き継ぐ者がいなかったという理由で、幾人かの少ない候補の中から最初に選んだのがアンティノリだった、と述べている。 Piero Antinoriは、ワシントン州のSte Michelle Wine Estatesを加えてより良く展開しようと提案した。私（Winiarski）はもっともなことだと思うし、Pieroを強く信じている。私はStag's Leap Wine Cellarsがよい後継者に引き取られたと確信している、と語っている。 Antinoriはイタリアの600年以上続くワイナリーで、1970年代初め、ボルドー品種をトスカーナに持ち込み、Tignanello（ティニャネッロ）を生み出した。今で言うスーパータスカン（Super Tuscans）のさきがけのワインだ。 一方Ste Michelle（サンミシェル）は、ワシントン州最大のワイナリーで、オレゴン、ナパにもいくつかのワイナリーを 持っている。Antinoriとはワシントン州でCol Solareなどをすでにジョイントベンチャーとして運営している。 Piero Antinoriは、生涯でこれほどのワイナリーを手にできる機会は一度あるかないかだ。この歴史的なワイナリーに関わることができて、自分がそのテロワールの一部になっていけるのは光栄なことだと述べている。 Stag's Leap Wine Cellars sold to Antinori, Ste Michelle 【関連ページ】 『Judgment of Paris, 30年後のテースティング結果―再びカリフォルニアワインが上位に』 Home > |
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