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2005年のコルクの収穫 【ポルトガル】 2005年9月8日

2005年のポルトガルのコルクの収穫について、ポルトガル最大のワインコルク用の原料コルクの供給会社Cork Supply Group社長のJohen Michalskiは、『2005年は暑く、雨の少ない年だった。収穫量は少なかったがコルクの質は申し分ない』と語った。

2005年のポルトガル全体でのコルクの収穫量は120,000トンと見込まれていたが、最終的には80,000トンとなり収穫は大幅に落ち込んだ。2005年の収穫は、例年より2週間早い5月の第3週に始まり、6月の中旬には終了した。

ポルトガルは2005年8月、まれに見る大規模な山火事で240,000ヘクタールに及ぶ森林を消失したが、大部分は北部のユーカリや松などの森林で、結果的にコルクオークの今後の供給にはあまり影響はないだろうとしている。


コルクは、コルクオークと呼ばれる木の樹皮をはがして収穫される。収穫されたコルク材の99パーセントは商業目的で使われ、そのうちトップクオリティのものがワインコルクとして使われ、品質の劣るものは天井や床材、自動車用部品、靴底などに使われる。コルクの収穫は同じ木に対し、9年から12年ごとにおこなわれ、寿命は200年を超えるといわれる。


【コルクをめぐるワイン界の動き】

ワインの栓をめぐって近年世界のワイン界で議論が活発化しています。最近ではコルク栓のほかにプラスチック栓、スクリューキャップなどもよく見られるようになっています。ワインの栓(ストッパー)をめぐる議論については以下のページをご覧ください。




【関連ページ】

コルクテイント(ブショネ)の問題
ワインの栓をめぐる最近の動き(その1) ことの発端ーコルクかプラスチックか
ワインの栓をめぐる最近の動き (その2)その後の経緯−コルクはワインにとって最良の栓であるのか







       

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